授業の流れは以下の通りです。
・自己紹介
・「プログラミング」のイメージを質問
・(デモ1)信号機 + レゴブロック
・(デモ2)ゲーム + スクラッチ
・キーボード入力
・スクラッチ基礎
・自由にプログラミング
・まとめ
デモ1、デモ2、まとめは前回と同様です。前回のブログをご覧ください。
1.「プログラミング」のイメージを質問
デモ開始前にイメージを質問をしました。
答えは「よくわからない」でした。
デモ終了後に同じ質問をしました。
答えは「プログラミングってこんなことできるんだ」でした。
プログラミングとは ”なに”、”なぜ” を少しは伝えることができたと、ほっとしました。
2.キーボード入力

プログラミング前、まずキーボード入力を体験してもらいました。
「なぜ、キーボード入力が必要?」と質問がありました。
Youtubeをよく見てるとの話しだったので、動画への文字入力に必要だと答えました。
納得してくれましたが、この答えで良かったかどうか・・・
私自身は、キーボード入力なんて”あたりまえ” なので戸惑いました・・・
「そんなのあたりまえだよ」と返さないようにだけは心掛けてます。
でも、子どもは本質を突いてくることが多く答えるのは難しいですよね!
アルファベットと数字を一通り入力してもらいました。
そのあと、見本として、息子がブラインドタッチでアルファベットを入力。
その姿を見て「すげぇ~」との声が。
私の見本では、この感想は無かったと思います。
この活動をはじめた理由は、息子に自信を持って貰いたかったから。
「キーボード入力は小学校で一番だよ」の私の言葉より「すげぇ~」の方が自信がつく。
私が褒めるよりも、心からの「すげぇ~」の方が認められたと感じ、自信にもつながってます。
満面の笑顔がそれを表していました。
3.スクラッチ基礎
スクラッチでプログラミングは”どのように”を体験してもらいました。
「10歩動かし」「音をだし」「くりかえす」などプログラミングを行いキャラクターを操作しました。
上手くいかなくても、息子のアドバイスを聞きながら試していました。
「ああしたい」「これってどうなる」など質問もしてくれました。
まだ形になっていないですが、”意図的な失敗”を早いうちから体験しもらうのが理想です。
それは、私自身が今も”失敗”が怖いからです。私は反面教師だと思っています。
失敗は怖いものでなく、良い意味で”あたりまえ”になって欲しいです。
理想論かもしれませんが、失敗を失敗と思わない、成長の源泉として利用してもらいたいです。
4.自由にプログラミング
レゴWEDO で2人で話しながらプログラミングを行っていました。
息子の方が詳しいので、”話し合い” とまではいきませんが、楽しそうでした。
格好よく言えば、アクティブラーニングです。
子ども同士で話し合い、質問し、問題を見つけ、試行錯誤し答えを出す。
そして、行動につなげる。
プログラミング出張授業が、そのきっかけになればいいなぁ~と2人の姿を見てると思いました。
子どもに人気のゲーム マインクラフト でのプログラミング体験に変更したところ、今までで一番楽しそうでした(苦笑)
子どもは正直ですね・・・
5.学童の先生とのお話し
いつもお話しさせて貰い、貴重なアドバイスを頂けます。
恰好が良く、立派なカリキュラムがあるとします。
でも、子どもに伝わらず、考えるきっかけにならなければ大人の自己満足かもとのお話し。
ゲームだとしても、子どもの考えるきっかけになるなら成功ではとのお話も「なるほど」と思いました。
とはいえ、私はプログラミングの導入部分しかできておらず、継続できるカリキュラム作成は必要です。
その作成が今の課題ですが、自己満足とならいないよう気をつけます。
プログラミングだけに捉われず、子どもにとって何が大事かを考えます。
まずは、”プログラミング + 話し合い” で模索したいです。
6.息子の大きな役割
息子としてではなく、ビジネスパートナーとして接しています。
客観的に考えても、私1人よりも授業の質が高まるからです。
まずは、私と子ども達の潤滑油になってくれます。
キーボード入力、話し合い、教え合いの”先生役”であり、同じ目線の”生徒”でもあります。
こんな貴重な人材はなかなかいません。
仕事の本質は誰かの困りごとを解決することだと考えます。
まず、私のビジネスとしての困りごとを息子が解決してくれます。
そして、授業を通してさらに他の方の困りごとが解決するかもしれません。それをしっかりと伝えています。
7.まとめ(子ども先生)
人数が少ない方が、子ども同士の授業が成りたちやすいことを体験できました。
大人数だと収集がつかず、1人だけだと”話し合い”という貴重な時間が抜け落ちます。
2~3人のチームがよさそうです。
そして、チーム内の”子ども先生”が授業を行う!そして、対価を支払う。
対価はお金ではなく、自分の得意なことを教えるなどお返しができれば良いです。
私からはお金を対価として支払いたいですが、親御さんに違和感があれば授業料割引という形もありそうです。
今回の授業は ”誰が誰にどのように”の仕組みを考えるきっかけとなりました!!
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